大東楽器出身者インタビュー「吉田七星さん」

吉田七星 プロフィール

1歳半より大東楽器で足立美絵先生のメロディークラブ(現らっきークラス)に通う。音のゆうえんち(現ぷっぷるクラス)、おんがくなかよし、幼児科修了。 その後大東楽器音楽院にて兒嶋菜穂子先生のジュニア専門コース、ジュニア専門コース専攻クラス、ジュニア専門コース研究クラス。また大東楽器音楽院で中川美穂先生の特別レッスン修了。ヤマハピアノ演奏グレード4級取得。JOCハイライトコンサートin OSAKA 2007、JOCシティコンサート in 大阪2012、JOC in つま恋2013出演。第23回ピアノフェスティバル優秀賞、第26回日本クラシック音楽コンクール第5位。ピアノを足立美絵(大東楽器)、兒嶋菜穂子(大東楽器)、宮武亜紀(大東楽器)、中川美穂(大東楽器)、大畑博貴、現在小沢麻由子の各氏に、作曲を長谷川京子氏に師事。京都市立京都堀川音楽高校を経て、現在沖縄県立芸術大学に在学中。平成30年度金秀青少年育成財団奨学生

大東楽器で習って良かった事

素晴らしい先生方と音楽を志す同士に出会えたことです。幼いころから通ってきた私にとって、音楽教室を通して学んだことは間違いなく今の私を作っています。特にJOCでは自ら作曲することで音楽に対する考え方が豊かになりました。またコンサートで演奏させていただいたことは、非常に思い出深く、貴重な経験をさせていただきました。今振り返ると物心がつくころから自然に音楽と触れあってこられた環境は、とてもとてもありがたいことだなと思います。

今習っている人たちに伝えたいこと

ヤマハではレッスンだけでなく、アンサンブルやソルフェージュ、作曲や即興などたくさんのことを学ぶことができます。それらの経験は、自らの音楽を磨く上でヒントをくれると思います。また仲間はとても良い刺激をくれます。ずっと音楽を続けていると苦しいときもありますが、音楽が好きで、楽しんでいる自分を心にとめて音楽と向き合うと、新しい気づきや発見をすることがあります。自らが素敵だと思った音楽は聴いてくださる方にも届きますし、そんな思いを伝えられることが音楽の持つ力なのだと私は思っています。

今の生活について

今は大学でピアノを学んでいます。将来コレペティトゥアを目指していて、自分の音楽を磨くことに加えて、語学やオペラ、歌曲の勉強、伴奏の勉強をしているところです。私がコレペティトゥアを目指しているのは、単にオペラや歌が好きなことだけではなく、初見が得意なこともあります。譜読みの力や和声感はヤマハで培ったものだと感じています。決して簡単な道のりではないですが、今自分が目指したい姿が明確にあることは嬉しいことです。