大東楽器出身者インタビュー「田邊優子さん」

田邊優子 プロフィール

相愛大学 音楽学部 音楽学科創作演奏専攻卒業。3歳より大東楽器ヤマハ音楽教室(旧)交野センターにて、おとのゆうえんち(現らっきークラス)を射延真樹氏、幼児科 ジュニアアドバンスコースを長谷川久美子氏、併用個人を音楽院にて、福田里江子(旧姓:笹井里江子)氏に師事。これまでにエレクトーンを柏木玲子、福田里江子(元大東楽器)、谷口純子(元大東楽器)、田辺敏男、瀬尾麻巳(元大東楽器)各氏に師事。現在、松内愛氏に師事。2007年 JOCシティコンサート in 吹田 出演。2008年 ヤマハエレクトーンコンクールA部門奨励賞。2009・2010年 DAITOエレクトーングランプリにて、グランプリ受賞。同年 ジュニアエレクトーンコンクールエリアファイナル出場。EMIES 「学生のための電子オルガンによる作品コンテスト」では 3年連続受賞。2015年 自身のオリジナル曲「sketch」をヤマハミュージックメディアよりプリント楽譜として出版。第5回月刊エレクトーンアレンジ大賞入賞。エレクトーン演奏グレード2級取得。2018年 YECファイナリスト。2019年YECファイナル一般部門第1位受賞。2020年3月枚方市市民文化賞受賞。2020年5月より大東楽器ヤマハ音楽教室講師。

大東楽器で習って良かったこと

いつも熱心にご指導して下さる先生がいて、そして憧れの先輩方がいたことで「私自身もそんな風になりたい」と思い描きながら毎日過ごせたことが一番よかったことだと思います。また、「音楽を聴くときはいつも考えて聴くように…」と小学生の頃から教えてもらっていたので、土日になると母にTSUTAYAへ連れて行ってもらい、気になるアーティストやコンクールなどで演奏されてた曲の作曲者名をピックアップして片っ端から聴いていたことを覚えています。それが今、私の音の引き出しとして役立っているなと感じています。

今習っている人たちに伝えたいこと

エレクトーンは、音色やリズムからたくさんの想像力が広がり、また生楽器とは違うスケール感で、感動や喜びを感じて音楽を奏でられる楽器だと思います。ですが、オールマイティにできる楽器だからこそ苦心することも多く、悩むこともたくさんあると思います。私自身もまだまだ勉強不足で、情けないなぁ…と思う日がほんとんどですが、一つ一つゆっくりと、かつ丁寧に紐解いていくと また音楽の視野が広がると思うので、それを楽しみに続けていってほしいです。

今の生活について

現在はブライダルやメモリアルで演奏するお仕事をさせてもらっていて、その場の空気感に寄り添う音楽を…を念頭に演奏しています。また少年少女合唱団の編曲と伴奏を担当しています。昨年エレクトーン演奏グレード2級を取得させてもらい、自覚と責任が以前より一層増したような気がします。ですが、音楽を奏でる者として勉強不足なところがたくさんあるので、勉強、挑戦、失敗を繰り返して成長していけたらなと思います。