大東楽器出身者インタビュー「木下竜成さん」

木下竜成 プロフィール

小学1年生からジュニアステップ基礎コース(伊藤加代子講師) 大東楽器大東センターで習い始める。その後、エレクトーンジュニア(吉田未和講師)に進み、コンクールではJazzを演奏。中学生からはピアノに転向し、個人発表会では英雄ポロネーズを演奏。上級ゼミグループレッスンでは仲間とアンサンブルを楽しみ、ピアノコンチェルトのピアノを担当。大学入学直前までレッスンに通う。2022年4月東京大学理科I類に入学。
聴く曲は、現代の曲では、ヨルシカ、Mrs.green.appleなど。両親の影響などもあり、昭和の曲が好きで、中島みゆき、尾崎豊、ブルーハーツなどの曲も毎日聴く。趣味は、邦楽の歌詞研究、ヨルシカ鑑賞、昭和の曲の発掘、テニス、バスケなど。最近では、絵の練習も始めている。

勉強とピアノの両立について

高一、二では、ピアノの練習は朝学校のピアノを弾いて練習して、勉強は、数学が得意な方だったので、友達と難問に勝負したり、塾を利用したりし、休日には、釣りに行ったり、勉強をしたりしていました。それほど高一、二では、苦労した記憶はありません。高三では、東大模試を受けるようになってから、周りのレベルが高すぎたり、問題形式に慣れていないせいで、思うように判定がでず、かなりショックは受けていました。夏からは、ライバルたちへの意識は一度捨てて、年々の合格者平均点と自分の点数を比べながら目標を立てて勉強していました。
勉強は、学校時間や休日も利用して、ピアノの練習は、学校から早く帰った日や休日にしていました。共通テスト直前や、受験直前は、学校が休校だったこともあり、基本毎日ピアノに触れていたと思います。共通テストの2日目の朝にもピアノを弾いてから会場に向かいました。

ピアノを習っていて良かったと思うこと

自分の弱点の研究の仕方が学べ(速い曲の練習では、重りなどをつけて練習)、多彩な興味を持つきっかけとなりました。
留学した際に、ピアノやクラシックの話をきっかけとして、友達を作ることができました。
密かな特技の習得ができました。
利き手ではない手を使うきっかけが得られ、記憶力などにも影響を感じ、左利き、右利きなどへの配慮の差を考えるきっかけとなりました。(その後、左手で字を書いたり、生活したりすることで様々な発見をしました。)

大東楽器店で習ってよかったこと

長年通っていることもあり、発表会の際や、グレードテストの際などにスタッフの方から温かい言葉をたくさんかけていただき、音楽以外の相談にも気軽にのってくれました。
公式の発表会とは異なった、担当の講師が同じ方達との、時折の弾きあい会が開かれ、練習の目標の一つになりました。